今回は食洗器のうまい使い方をお送りします。
うまい使い方といってもそんなたいそうなものではなく、
基本的なことだと思いますが、逆にこれをわかってないと、
デメリットばかり目立ってしまいます。
基本的事項
大原則
一番下にプロペラのようなものがあります。
ここから洗浄するためのお湯が、下から上に噴き出て、プロペラがぐるぐる回ることで全体にまんべんなく洗浄されます。
ですのでこのプロペラの動きを阻害することはNGです。
上部網の隙間から食器が下に落ちてしまうと、プロペラの動きを止めてしまうので、落ちないように食器を配置することが、大原則となります。
特に小物などは下図網の目の細かい場所に配置すると、うまくいきます。
置き方
上の図のように高さの違う突起が立っています。
基本的には、食器をキツキツに入れたい場合は、カピカピこびりつきは取れません。
事前にふやかしてください。水に数分間つけるだけでOK。
時間がないからこびりつきを食洗器で落とす場合は、食器の間隔をあければOK。
食器の大きさに応じて使い分けますが、私は下の図のようなかたちに配置します。
ケースバイケースで置き方を変更します。
ケース1:標準的な場合
ケース2:大物がある場合、水筒がある場合
などなどです。
洗う面を下向きに、小さいものは下に落ちないようにする。
できるだけ食器同士が被ることがないように、がポイントです
3次元的配置
我がビルトイン型食洗機には2段目があります。
左は半分2段目を出したもの、右はフルフルで2段目を出したもの
私は半分2段目を出したものを標準としています。
主にカップ、グラスなどを置くとよいです。
応用技
乾燥のみの配置
とにかく被せに被せまくります。乾燥ならある程度の被せは全然乾燥できます。
お客さんが来て、なんだか「洗い物やってくよ~」的な感じでも、拭くのが面倒!
その際はこの乾燥モードは使えます!
2回戦以上連続で実施したい場合
「スピーディーモード」というものがあって、40分弱で洗いのみやってくれます。(通常洗いは100分程度かかります)
40分でアラームが鳴った直後に拭いて次の食器を入れてしまいます。
拭くのが面倒と思いますが、ある程度食器が熱を持っているため、拭いた直後に乾いていきます。
私はたいてい帰宅すると、嫁さん、子供二人の夕食の後片付けを高速でしますが、その際てんこ盛りの食器量だとこの機能を使用します。
食器を半分強入れてスピードモードをかけて、
洗濯機を回し、
お風呂に入り、
乾燥済の衣類をとり、
先ほど洗濯から上がっている洗濯済の乾燥機を回し、
乾燥済の衣類をたたみ、チェストにしまう。
そうこうしていると、40分経過し洗い物が終わっているので、
拭いて、
ご飯を食べて、
食べ終わったら残りの食器を入れ、2回戦目でこの時は標準コース。
といった形で使用しています。
人はマルチタスクはできないですが、機械を使えばマルチタスクできます。
結局食洗機と人間が動けば、時短になるのですよね。