時短で効果的な家事をつねに心がける、共家事パパです。
向き不向きはどの年代にもありますよね。
教科というよりも、分野といったほうがいいかもしれません。
我が家の娘(小学3年生)は漢字が苦手です。
そんな娘に少しのお手伝いをしたことを今回はご紹介したいと思います。
ポイントは
ではひとつずつ説明していきます。
基本的な学習フォロー
我が家の子供たちは
娘:小学3年生
息子:保育園年長
です。
学習は共稼ぎですので平日暇つぶしという目的で、
公文のみです。
娘も息子も3歳からやっています。
ガツガツやるのではなく、ちょこっとだけ年齢の上を行く程度です。
3年前に引っ越しする前からやっているのですが、
引っ越し前の先生は当初ガツガツ系だったので、
うちはできるだけ先に行くという目的でやっていない、
日常の時間を埋めること、少し先を行ければいいかなという
そういう形でやってもよろしいですか?
と面談で相談したら、ご理解いただけて宿題も少なくしてもらっていました。
引っ越し後の先生は
子供のペースに合わしてくれる、
私たちの目的も最初から理解いただけたので、
宿題も少なめという形で、少し先を進んでいます。
ですので我が家のスタイルは、基本的に子供のペースでやっています。
親は最低限のフォローのみです。
学校の宿題が基本。
公文は少ない宿題2~3日に1セットのペース。
1セットも3~5枚。
公文やられている方からすればとっても少ないと感じるでしょう。
ですが特に娘は学校で苦労していることはそこまでないとのことなので
遊びに没頭できる小学生時代は、こんな感じでいいのかなと思っています。
しかし漢字が苦手のよう。
学校の先生からも『国語そんなに好きじゃないでしょ?』と
冗談交じりでいわれたようです。。。
これって性みたいなもので、どうしようもないと思っています。
得意な教科はどんどん伸ばしていくというほうが、成功体験がつかめて
私はいいと思っています。
しかし夏休み明け学校で校内漢字検定というものがあり、
90点以上が合格
不合格は再テスト
というものがありこれは自信を損なうということと、
再テストは面倒くさいということで
夏休みは校内漢字検定に合格することを、フォローすることに決めました。
漢字学習の進め方
ターゲットの設定
ターゲットは夏休みの宿題にもなっていた、漢字プリント表裏2枚のものです。
娘は小学3年生です。
1枚のプリントは1学期に習った漢字。
もう1枚は2年生までに習った漢字。
量は200問程度でした。
読み、書き、送り仮名
が問題のすべてでした。
このプリントを10枚程度コピーし、まず一度やってもらいました。
プリント2枚にわたりまんべんなく間違えがあり、その総数は20問でした。
意外と2年生までの漢字も間違えるのだなと思いました。
皆さんも同じことを考えると思いますが、
この間違った漢字を克服させることをターゲットに設定しました。
学生時代の私の学習方法
手前味噌ですが私は、小学生の頃は学習に困ったことありませんでした。
習い事も小学校3年生まではスポーツが主で、
そろばんを小学校1年生の後半から習いだしたというおぼろげな記憶があります。
とはいえ計算をそろばんでしていたわけではなく、
学校で習ったように普通に計算していました。
また漢字や社会理科などの暗記ものは、
授業で読めば、覚えてしまっていました。
ですので娘には申し訳ないですが、苦戦するという感覚がわかりませんでした。
暗記は中学生3年生までは、その力がありました。
ただ年とともに衰えていき、中学生にもなれば暗記しなければならない
量も増えるので、例えば英単語などは暗記学習をしていました。
暗記学習方法
とにかく覚えたいものを10回以上書きながら唱えて覚える。
非常に昔ながらの覚え方です。
高校生以降はまた違った覚え方をしていましたが、それは小学生には合わないので、
この10回書いて覚えることをやってもらいました。
学習実践編
間違った漢字を10回練習
簡単ですがこんなエクセルを作ってプリントアウトして、
間違った漢字を書いておきました。
10回唱えながら書くんだよと言って、娘に持たせました。
夏休みの学童での学習としたのです。
案の定娘は『えー』という感じですが、簡単なんだし不合格だったらめんどくさいでしょ。
といったらやってきました。
やった感想は思ったよりはつらくなかったようでした。
再度漢字プリント
その上で漢字プリントやってきてと言ったら、また『えー』と言っていましたが、
『ね!』と意味を込めていうとやってきました。
1回は文句を言いたい年頃のようです。
結果は
間違った漢字の半分は正解。
別の漢字を間違えていたのが5問程度。
なんで新たに間違えるねん!
と思いましたが、人それぞれなのでしょうがないです。
繰り返し10回練習やらせました。
再再度漢字プリント
結果は
間違った漢字の半分は正解。
別の漢字を間違えていたのが7問程度。
また新たに間違えが増えてる!
どうしたものかと思いましたが、間違えの傾向をつかむことにしました。
間違えの傾向
1.鬼門(苦手)な感じが明らかにある
2.新たに間違えた感じは、『へん』と『つくり』を逆にしているものが9割がた
1についてはもう別のアプローチが必要と思いました。
2についてはおそらく学童で、遊びたくてしょうがなく急いでいるな。
ということで娘には、10回書いて覚える法はある程度成果は出ましたが、
これ以上やっても意味がないという判断をしました。
おばあちゃん登場
私にはまねできないまめな学習法
実は校内漢字検定は小学1年生のころからあり、妻のお母さん(おばあちゃん)に
頼んでいました。
私たちの家は妻のご両親の敷地内にあります。
私たち夫婦は仕事のため、娘の通学の時間まで家にいることはできません。
私たちが出かけた後はおばあちゃんのうちで、娘は通学までの時間を
過ごしているのですが、その時間を学習時間にしてもらっています。
漢字学習についてはなんと、おばあちゃんがオリジナルな問題をノートに作って、
それを娘が解くというスタイルです。
すごいです。
私にはできません。
今回もその手法かと思いきや、違いました。
クイズ方式採用
娘は相当漢字が苦手なようで、今回の私とやった仕上がり的には
相当仕上がっているとおばあちゃんは判断したようです。
いつもはどうなっちゃってるんだか不安が残りますが。。。
今回は対面クイズ形式で間違えた問題をミックスして、
おばあちゃんが発した言葉を、娘が漢字書く。
というスタイルでした。
結構楽しかったようで、集中できたようです。
まさに『選択と集中』
これで校内漢字検定まで仕上げていただきました。
校内漢字検定本番
裏をかかれた私
校内漢字検定終了後、娘にどうだったか聞きました。
そうしたら『発』の書き順
について聞いてきたのです。
夏休みの漢字プリントには、書き順の問題がまったくありませんでした。
まさか。。。
公立小学校が裏をかくなんて。。。
と思いましたが後の祭りです。
書き順の問題は10問近く出たとのこと。
私の読みの甘さが出てしまいました。
結果発表
結果は90点。
ギリギリ合格です!
やったー!
娘をほめてやりました。
問題を見ると本当に書き順は10問出ていて、それ以外にもプリントにはない
出題方法(ここに当てはまる漢字みたいなもの)も散見されました。
確かに暗記だと応用は効かない。
漢字に対しての様々な角度からのアプローチに対して正解して初めて
その漢字がわかるという解釈は、さすが今の小学校だと思いました。
ちなみに娘のクラスは成績が規定値を達していなかったようで、
全員再テストというよくわからない状態となっていました。
連帯責任?
そこは昔の小学校と一緒なんだなー。
とも思いました。
娘も結果が出て笑顔がこぼれていましたし、
振り返ってみれば親子で取り組んだことは、
とても楽しくて幸せなことでした。
今後もいろいろな方にご協力いただきながら、
お知恵を拝借しながら、
楽しんでフォローしていきたいと思います。